ネット融資は最先端の金融サービス

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昨今でこそ、簡単手軽に現金を用立てられる便利なサービスとして、経済社会にすっかり浸透した感のあるネット融資も、実際にはその歴史は浅く、登場した当時のインパクトは十分以上でした。

それまでのキャッシングの常識だった、金融業者の店頭もしくは専用の機械の設置場所へ赴くことも、時間を要する申込用紙の郵送も不要となり、その利便性は飛躍的に向上しました。

世の中にインターネットが登場し、当初は一部の世界だけの通信手段だった時期を経て、私たちの日常生活に普及が進んだのは、戦後の経済社会の歴史を振り返れば、比較的最近の出来事と言えるでしょう。

それまでのお金が絡む契約と言えば、当事者が直筆で所定の申請書類を作成から捺印し、所定の審査にも一定期間を要するのが基本でした。この即効性が期待できない時間間隔を、最初に一気に短縮したのが、いわゆる無人の機械を用いた融資サービスの提供でした。

外部から第三者に覗き込まれることのない隔離スペースで、機械に取り付けられた受話器を用い、金融業者の担当者との会話を通じての融資申し込みは、審査に要する速度を大きく短縮しました。

それでも本人の在職照明など、後日確認が必要な作業を省略することはできず、即日融資は当時のキャッシングサービスでは「あり得ないこと」の範疇でした。

ところが携帯からスマホの普及に伴い私たちの通信ツールは固定電話やデスクトップ型パソコンから、各自が常に持ち歩く、すなわち24時間いつでもダイレクトに、相手先とのコンタクトが可能な環境が整っています。

データ処理から管理される、個人情報その他の金融関連情報も、複数の金融業者間で共有され、融資に際して必要な作業がすべて、インターネットのネットワーク上で処理可能となったのです。

手元のスマホからの融資申請から、最短数十分で指定口座への着金が可能となったのも、三次元の世界に於ける、人間の事務処理作業が圧倒的にカットされたことが、大きく影響しているのです。

こうして既に「当たり前のサービス」と認識されるネット融資ですが、希望者全員に100パーセント、この対応が約束されているわけではありません。

審査のスピードアップは相応のリスクを伴うため、審査に関してはより厳格性が求められ、融資か非の判断に温情などが絡むことはありません。

一昔前の「泣き落とし」的な懇願で、金融業者の担当者が折れることは、当時も考えられない展開ですが、人対人のダイレクトな融資依頼からの交渉ではありません。

また申請から審査をパスするタイミング次第では、金融機関の休業日との兼ね合いから、着金が翌金融機関営業日となってしまう場合もあり、即日が絶対条件の場合、細心の注意が必要です。